ガラスの交換

お家の知識がないと、修理の時に思わぬ費用がかかってしまったり、逆に、そんな簡単な事で防げるの？って事ありませんか？お家は使い捨てではありません。しっかりメンテナンスや修理の方法について知識を深め、お家の価値を高めていきましょう！

窓の構造

家の中に、光や新鮮な空気を取り入れてくれる窓。そんな窓にも様々な種類がありますが、最もスタンダードなのは引き違いのタイプではないでしょうか？？

基本的には、この引き違いの窓を含め、

①建物に固定されている枠部分と、

②障子部分

に分類されます。

枠の中に障子を吊り込んで出来ていると言うわけです。

この内、ガラスが割れるなどした時、部材交換するには、ガラス本体を交換する為、障子部分の取り外しが必要になります。

何かしらの原因で、ガラスに小さな亀裂が入る事があります。

外的な要因の事もあれば、稀にペアガラスの場合、温度差などで日頃気にもしていない、使用頻度の低い窓が、気づいたら割れていた。なんて事もあります。この場合、そのままにしておくと、だんだんと亀裂が広がっていく事がありますので、亀裂を見つけたら、すぐに工事店などに相談しましょう。

ガラスの交換は、ガラスの種類やサイズによって異なります。

先日600mm×900mm程度のペアガラスを1枚替えた際は、2〜3万円くらいでした。

割れた原因と補償内容によっては、火災保険で対応出来ることもありますので、保険会社へ相談してもいいと思います。

作業時間は、1枚替えて30分程度です。

障子ごと一度外して、上桟、下桟、縦框と分解し、ガラスを交換した後に、組立て枠に戻すと言う作業の手順です。

窓ガラスを割ってしまった時の、金額や、交換手順の参考になりましたでしょうか？

もしもガラスだけではなく、損傷が障子(アルミや樹脂の部分)にまで及んでいた場合、交換箇所が増え、さらに交換費用もUPしてしまいます。

最悪の場合、家と固定されている枠の部分の交換にまで及んだ場合、枠の交換だけでなく、外壁材の交換など工事が大掛かりになる可能性もありますので、注意が必要です。外壁工事にまで発展すると、作業は丸一日程度かかり、外壁材が廃盤になっていないか？色が合うか？などなど様々な影響が出てきます。

ワザと壊す人はいないと思いますが、サッシ周りは枠まで影響があるか無いかが分かれ道だと言う事を、覚えておきましょう。